親の介護と、相続と
群馬県前橋市在住の勝子さん。
もともと両親が暮らす実家の近くで夫や子どもと一緒に住んでいましたが、父が亡くなったのをきっかけに、母の介護をすることになりました。
介護に追われ、仕事や趣味などの本当にやりたいことを犠牲にしながら、でも自分しかやれる人がいないのだからと。
体験した人にしかきっと分からないであろう大変な苦労を重ね、それでも家族の協力と母の感謝があったからこそ、投げ出したくなる気持ちをなんとか乗り越えてきました。
ある日、その母が他界。
親を亡くした悲しみと、これまでの介護の日々からの疲れとで、相当参っている勝子さん。
なんとか無事に葬儀を終え、東京に暮らす兄芳雄と母の思い出を語りあっていた時のことでした。
芳雄「ところで、これから相続の手続きとかしなくちゃだよな。遺産はあれだろ、兄妹で半分ずつで分ければいいだろう。」
勝子さんは唖然としてしまいました。
勝子「え!? 私がずっとお母さんの面倒を見てきたのに!?」
芳雄「いやいや、面倒みてくれたのは助かったけど、兄妹は平等に分けるのが普通だろ?」
勝子「何それ!? 私も苦労したし、家族にも苦労をかけたし、お母さんも私に感謝してたし……。」
芳雄「本当かよ。お前が勝手にそう思ってただけなんじゃねーの? そこまでして金が欲しいのか。」
勝子「……!!」
悲しさと疲れと驚きと怒りとで、勝子さんはもう頭の中がごちゃごちゃになり涙が止まりません。
そう、いわゆる“争族”の発生です。
もちろんこれは架空のお話ですが、現実でも充分起こり得るトラブルの典型的なパターンです。
本来なら実の母を亡くした悲しみと向き合い、気持ちの整理をつけるための大切な時間。
片付けや相続手続きだけでも大変なのに、争いなんて起こった日にはもう最悪ですよね。
どうして兄妹同士争うことになってしまったのでしょうか?
もし母が遺言を遺してくれていれば。
遺産の分け方や、その分け方にした理由を、きちんと書き残してくれていれば。
ここまでの争いにはならなかったかもしれません。
かといって、実の親に「遺言を書いてくれないかい」なんて言い出しにくいですよね。
行政書士みけねこ事務所では、多くのご家庭で円満な相続を迎えていただくためのお手伝いをしております。
お手伝いの一環として、2018.4.14(土)に、前橋市内にて『大切な家族に遺言を書いてもらうためのセミナー』を開催いたします。
もちろん、参加資格などは一切ありません。
勝子さんのような悲しい争族になってしまう可能性を少しでも減らしておきたい方は、どなたでもぜひお気軽にご参加下さい。
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