広がるデジタル終活の輪
皆さんはラジオって聴きますか?
私は移動中によく聴いています。
電車通勤(通学)が当たり前の地域では移動中にスマホを見たり読書したりゲームしたりが当たり前なのでしょうが、そこは車社会の群馬。
フリーなのは耳だけ(それも運転に支障がない程度)なので、必然的に音楽やラジオがメインになります。
最近では地元局のFMぐんまやM-waveを、昔からで言えばTBSラジオをよく聴いていますね。
そんなTBSラジオの番組『THE FROGMAN SHOW A.I.共存ラジオ 好奇心家族』の2017年2月27日放送分にて、「デジタル終活」が紹介されました。
番組内では、まず街頭インタビューの声を紹介。
死後に見られたら困るものとして口々に語られたのは携帯・スマホ。
理由としては、
「自分の考えがバレるのが嫌」(女性)
「大人なサイトを見られたらマズい」(男性)
「秘密のやりとりがある」(男性)
「日記を見られるのが嫌(嫌な人のことを書いているから)」(女性)
最近はパソコンやスマホなどのデジタル機器が生活に欠かせないくらい普及していますが、一方で残すことについての問題も生まれていますね。
「残された家族に災いをもたらすことが増えている」と番組内でも触れられました。
ここで、日本デジタル終活協会代表で弁護士の伊勢田篤史先生が番組に登場。
デジタル終活とは、「デジタル遺品(パソコンやスマホなどを通して利用しているデータやサービス)」の死後の取り扱いについて考える活動のこと。
IDやパスワードを伝えておくことはもちろん、データの場所やサービスへのアクセス方法、それらをどうして欲しいのかについても伝えておく必要があります。
伊勢田先生曰く、デジタル機器を持つ本人からだけでなく、残された家族からの相談もあるとのこと。
故人の関係者に連絡したくても、スマホの中にある連絡先が見られずに困っている、という相談があったとか。
他にも、データとして保管されている大切な写真を残したり、ネット証券の口座を引き継いだり、デジタル時代ならではの問題も紹介されていました。
引き継ぐために今からできる手段として紹介されたのは、エンディングノート。
利用中のサービスについて、残された家族に伝える手段としては一番分かりやすいかもしれません。
エンディングノートまで行かずとも、情報をまとめた紙を通帳の間に残しておく方法も番組内で紹介。
残したいものがある一方で、隠したいものもありますよね。
番組内では見られたくない情報への対策として一例を紹介。
残したい情報をエンディングノートに記すとき、見られたくない情報は“必要じゃないその他の情報”として、大切な情報を取り出した後にデジタル機器本体ごと破壊して欲しいと頼むといいとのこと。
普段から振り分けておくことが大切です。
今流行りの仮想通貨は、家族に伝えていない人も多いでしょう。
デジタル機器への対策は、何も死後と言わずすぐにでも必要になりそうですね。
以上、番組の内容をざっくりご紹介しましたが、もっと聞きたいという方はぜひradikoでどうぞ!
一週間以内の番組ならタイムフリー視聴(要するに録音を聴くことが)ができます。(紹介したコーナーは番組の冒頭部分です)
番組内では、伊勢田先生がデジタル終活セミナーを開催していることに触れられていました。
「デジタル終活についてもっと知りたい!」という場合は、セミナーに参加することをぜひおすすめいたします。
「でも、群馬ではないんでしょう?」
あります!
日本デジタル協会様よりデジタル終活サポーターに認定された行政書士みけねこ事務所代表の終活行政書士、萩原がお話しさせていただくデジタル終活セミナーを、2018年3月16日(金)に群馬県前橋市にて開催いたします。
番組中で紹介された日本デジタル終活協会制作のエンディングノートを1冊無料プレゼント!
残すことに不安がある方はもちろん、残されることに不安がある方も大歓迎です。
敵を知り己を知ればなんとやら。
得体の知れない「デジタル機器」を、いざという時まで分からないままにしておかないために。
まだ席に若干の空きがあります。
先着順ですので、ご興味のある方はお早めにお申し込みください。
セミナーの詳細・お申し込みはこちらからどうぞ。
デジタル機器は便利ですが、便利なものにはどうしても問題がつきもの。
デジタル時代特有の問題で悩み、トラブルに巻き込まれる方が一人でも少なくなるように。
行政書士みけねこ事務所は、デジタル終活の普及に取り組んでいます。
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2018.03.16(金)デジタル終活セミナー in前橋
2018.04.05(木)〜 毎週木曜日 エンディングノート・遺言講座
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事務所名 | 行政書士 みけねこ事務所 |
代表行政書士 | 萩原 洋一 |
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