エンディングノートが書けないなら
エンディングノート、書いていますか?
「買ったはいいけど、結局何も書いてない」
こういうお声を本当によく聞きます。
安心してください。
エンディングノートを全部書き上げるなんてそうそうできることではありません。
正直に言いますと、私もエンディングノート書いた時は書ける気がしませんでした。
「思ったより項目が多いぞ……え、こんなことまで書くの……?」
「葬儀……お墓……うっ、なんか気持ちが暗くなってきた」
あ、これは無理だ。
そう思いました。
書きたいところだけ書く
結論から言えば、エンディングノートを書くコツは、書きたいところだけ書くことです。
あるいは、必要なところだけ、でもいいでしょう。
最初から順番に書いていこう、という考えは捨ててください。
エンディングノートを買った時のことを思い返してみてください。
少なくとも買ったからには、何か目的があったはずです。
目的というはっきりしたものでなくても、興味を惹かれた部分とか。
「自分の意思だけは書いておきたい」
「この情報もみんな知らなそうだから書いておいたほうがよさそう」
「こういうことも書いてみたい」
そんなところから書き始めてみてください。
人からもらった、という方もいらっしゃるかもしれません。
「書いて」とお願いされて渡された、なんてこともあるでしょう。
その場合も同じです。
パラパラとめくってみて、ここなら書けそうという部分から書き始めてみてください。
あるいは、「ここだけは書いて」など言われていれば、とりあえずその部分だけ書いてみてください。
もしもの時の連絡帳として、まずは最低限伝えておきたいことを書きましょう。
気持ちの問題が強くて……
書かなければ後々困ることは分かっていても、いかんせん気持ちが進まない。
もしもの時なんて考えたくないし、書きたいなんて思わない。
そういう方もいらっしゃるでしょう。
ならば考え方を変えましょう。
◯今までどんなことをしてきたか
◯これから何をしたいのか
このあたりの項目を書いてみましょう。
昔の思い出に浸ったり、あるいはこれからやりたい事を挙げてみたり。
もしもの時を考えるよりもよっぽど楽しいと思います。
「ここなら書きたい」と思える場所から書いてください。
自分自身を見つめるための道具としても、エンディングノートは活用できます。
筆が乗ってきたら、他の項目もついでに書いちゃってもいいでしょう。
エンディングノートは全て埋めることが目的ではない
全然書けない部分もあるけど、いいの?
と思われるかもしれません。
いいです。
結局真っ白なままのエンディングノートと、頑張って一部だけ記入したエンディングノート。
あんまり変わらないと思うかもしれませんが、全然違います。
一部を書いたことで、あなたの伝えたいことが伝わるなら。
一部を書いたことで、あなた自身に新たな気付きがあったなら。
充分意味のあるエンディングノートです。
もちろん、最大限活用するためには書いておいた方がいい項目などもありますが、それは気持ちが乗ってきてから。
肩の力を抜いて、まずはあなたの書きたいことから始めてみましょう。
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