「終活」の計は年始にあり
「終活」、始めた方がいいのは分かっていても、なかなか始められないものです。
何かきっかけがあれば……。
そうだ、もうすぐ年始だ!
となるかは分かりませんが、年始は「終活」を始めるのにピッタリな時期なのです。
話し合える場
普段は離れて暮らしている家族や親戚も年始となれば集まる機会がある、という方も少なくないのではないでしょうか。
集まれる時こそ絶好のチャンス!
「終活」は家族との話し合いがとても大切です。
将来こうしたい、ああして欲しいという想いがあっても、一人では実現できないことが多々あります。
エンディングノートにこっそり書いても、家族や親戚が「そんなこと聞いてない」となってしまえばせっかくの意思も伝わりません。
かと言って、久しぶりの連絡が「終活を始めることにしたから、今度話し合おう」なんて内容だったら、かえって心配をかけてしまいそうで言えません。
もし年始に自然と集まれるのであれば、このチャンスを存分に活かしましょう。
一年の計は元旦にあり
とはいえ、おめでたい新年の場で「終活」について話すのは縁起が悪い、と感じる方もいらっしゃるでしょう。
「みんな集まったことだし、終活の話でもしよう!」
なんて言ったら、その場の空気が急に凍りついてしまうかもしれません。
「もしかして何かの病気?」「どこが悪いんだ?」なんて、これまた余計な心配をかけてしまいそうです。
「終活」という言葉を使うから縁起も悪いし空気も悪くなるのです。
「新年を迎えたことだし、いい機会だから今年といわず今後の人生全般の計画を立てようと思う」
これでいいのです。
一年の計は元旦にあり、という言葉もあります。
計画を立てるなら早いほうがいい、なら人生設計も新年早々にみんなで話しておこう、ということです。
事実、「終活」を始めるなら早いに越したことはないですし、「終活」は言わば人生設計なのです。
新しい年の始まりとともに将来について考えれば、とても前向きになれそうですね。
実践することが大切
学ぶことまでは、人間案外簡単にできるものです。
興味や関心のあることなら尚更。
本当に大切なのは、学んだことを実践すること。
実践しなければ学んでいないのと同じです。
ですがこれが難しい。
学ぶことの何倍もハードルが高いかもしれません。
分かっちゃいるけどやめら……なかなかできない。
年の変わり目は、勇気を出すのに絶好の機会です。
「新年」という魔法の言葉で、ぜひハードルを乗り越えてみて下さい。
私自身も、実践していかなければいけませんね。
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